近年の急速なIT化にともなって、社会から求められるスキルというのも、大きく変化してきています。そのため、教育の形も年々大きく変わってきています。その中で、問題解決型学習と、課題探究型学習という二種類の学習が存在します。では、それらの違いは何なのでしょうか。
問題解決型学習は、生活で相対するような問題の解決に取り組み、問題解決能力を育てる、というような学習のことです。すでにある問題を出題され、それを解決することを繰り返すことで、能力を向上させる、という教育が一般的です。
課題探究型学習は、課題を発見し、それを解決するために、主体的に考え、行動する、というような学習のことです。これは、課題が与えられない、という点が、問題解決型学習と違うところです。最近は、IT化が進んでいますが、ITが重要なのではなく、ITによって何を実現するか、が重要になっています。ですから、問題を発見する力が、より求められている、というわけで、課題探究型学習が、より重視されているのです。